先日お檀家様との会話の中でこんな話がありました。
“戦時中は英雄だった父が、戦争が終わると重犯罪者になった”
“教師や同級生達に犯罪者の息子と罵られ、小学生の私は授業も受けさせてもらえなかった”
自分の為、人の為、忠義の為、
そんな想いに反比例するように、
派生して増す苦しみ嘆き
我々はご先祖様をはじめ、その時代の方々の、想像も出来ない苦悩と想いの上で今を過ごしております。
そのお檀家様は、
祖国や家族の為に生きたお父様を、今でも誇りに想われてます。
そしてパラシュートの国際審判員として多国を渡り、国際交流に励まれました。
実際に体験された方々のお話が貴重になっていく中、この度の様にお話を聞く機会が多いので、
拡声器となり後世に伝えていきたく思います。
多くの方の痛みと、感謝の念を肝に銘じ魂に銘じ、過ちを繰り返さない為に日常から出来ることを行わなければなりません。
合掌