~孤独~相互依存~

小さなお話

人は誰しも孤独です。
一人で生まれ、一人で生を終える。
それは普遍的な真実なのです。
しかし人は一人では決して生きてはいけません。
「誰の世話にもならず」と息巻く人でも、
あらゆる存在の影響を受け成り立っています。
同様にあらゆる存在に影響を及ぼしています。

人は一人でいるのに淋しさを感じない時もあれば、
回りに多くの人が居ても淋しく感じる時があります。
心の扉が内開きで、誰かが開けてくれるのを待つのか、
外開きの扉を自分から開けてみるのか、
自分は多くの存在と依存し合い生きていると気が付き
その全てに感謝と慈悲を持つことが出来れば、
単なる近所の道も違う景色に見えるでしょう。

「孤独」という真実をどう捉え、
どう美しい花を咲かせるのか

合掌