〜スポーツの日〜
10月第2月曜日はスポーツの日で祝日になっております。
元々スポーツの日は、東京オリンピックの開会式が行われたのを記念に祝日とされました。
日本では、平和の祭典としての意味も成すオリンピックが機となる祝日を過ごす中、
ウクライナとロシアに誘発されるかのように、イスラエルでも戦争状態に陥ってしまいました。
宗教観、民族観が希薄な日本人としては、確かに当事者への理解が難しいことでしょう、
しかしパレスチナ問題は非常に根深く、
民族、宗教だけでなく地域、政治、
あらゆる柵と、それぞれの想いの元、
問題は入り組む一方でございます。
我々人類全体と大きく関わり、世界各地で起きた様々な争いの火種となっております。
チベット仏教最高指導者ダライラマ法王は、他宗教信仰者に対してお話をされる中で
“どうして仏教徒ではない私の悩みに耳を傾けて頂けるのでしょう”
と問われた際に、
“あなたが信仰している宗教へのより良い信者になって頂き、より救われて頂く為”
と仰られております。
どういった価値観であり、1200人を超える死者が出ることは許される事ではありません。
客観的視点ではなく、多角的に様々な方々の想いを感じて頂き、悲しみに寄り添い、
日々を大切に共に精進したく思います。
全ての同じ尊い命、ご冥福を祈念申し上げます。
合掌